おはこんばんちは！
唐突ですが、本って良くないですか？
世界の多種多様な人間の考えや物語を場所も時間も関係なく自分が追体験できる人類の発明
小説であれば世界に存在しない物語まで追体験できる。
それが本です。
さて、そんな本にも焼失したり、規制されたりしてきた歴史が存在しています。
今回紹介するのは「図書館戦争」
図書を守るために戦う図書館司書たちの物語
ストーリー
公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された架空の現代日本が舞台。
不当な検閲から「本」を守ろうとする図書隊員たちの戦いと日常を描いたストーリー
本作の主人公・笠原 郁（かさはら いく）は、学生時代に楽しみにしていた新刊図書をメディア良化委員会の検閲により奪われそうになる。
その検閲に割込み救いの手を差し伸べたのが、笠原にとっての「王子様」となる図書隊隊員だった。
この経験をもとに笠原は、自身も図書を守りたいとの思いから図書館への就職を決意
上官である堂上や小牧、玄田、同期である手塚や柴崎と共にメディアの検閲に立ち向かう。
おすすめポイント
・戦闘描写
図書館司書と侮るなかれ。
この世界の図書館はメディアの検閲に対抗するための武装が法律で許可されています。
また、検閲側であるメディア良化隊も武装が許可されています。
何が起こるかというと図書館等での銃撃戦！
攻めはメディア良化隊、図書隊は専守防衛
サブマシンガンにライフルまで出てきて検閲へあらがう姿は必見
・恋愛模様
原作者である有川浩さんといえば、恋愛描写でしょう。
主人公・笠原は自分を助けてくれた王子様を見つけだせるのか、
はたまた全く違う人物との恋が発展するのか。
にやにやしながら進展を追いかけることができます。
アニメの続きが観たい方へ
原作小説は全４巻+2巻で構成されています。
本編は以下の4つ
図書館戦争→図書館内乱→図書館危機→図書館革命
テレビアニメーションでは図書館戦争～図書館危機までが映像化されているので続きは図書館革命になります。
図書館革命は「図書館戦争 革命の翼」としてアニメ映画化されています。
気になる方は要チェック！
もちろん図書館戦争の舞台となっている世界の細部まで知りたい方は小説がおすすめです。
有川浩さんの小説は非常に読みやすいので普段あまり小説を読まない方でも世界観に入り込めます！
ここで「あれ、残りの2巻は？」と思ったかた。
そちらは、『別冊 図書館戦争I』『別冊 図書館戦争Ⅱ』になります。
登場人物の恋愛描写に重きを置いた番外編です。
「戦闘も良いけど恋愛小説が読みたい」
「キャラクター達の恋愛成分が足りていない！」
という方はこちらまで読んで十分に満たされてください！！
まとめ
今回紹介した図書館戦争は、国民の政治への無関心が招いたディストピアを描いた作品でもあります。
「本が検閲される世界」を本の中に描いている面白い作品です。
図書館や司書に興味のある方はぜひ一度ご覧ください。
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